日本が誇るタナー栃木レザーの質感を活かした、手作りの時計ストラップ。素材も作りもすばらしい。ただし時計ストラップとしては、デザインに研究の余地がある。
スクエアステッチかつテーパーのないストレート仕様ということは、カジュアルからスポーツあるいはフィールド系のスタイルとなる。アパレルでいえば、ジーンズやチノパンのコード。であるなら、ストラップの厚みが足りない。逆に栃木レザー製ストラップをこの薄さでとして商品化したいなら、テーパーをつけるべき。キーパーのOリングの止めが1重になっているが、ここは二重かがりが標準的。今後、クイックリリースピンが主流になるので、そちらも研究してはいかがでしょうか?これらを改善することで価格が上がったとしても、消費者は付いてくるだろう。