COVERARYオリジナルレザーができるまで

これらのコラボケースには、アーティストが描いた世界観をレザーの上で忠実に表現できるよう、特別に開発された“COVERARYオリジナルレザー”が使われています。
繊細なデザインを細部まで美しく再現できるのは、このオリジナルレザーづくりに携わる職人さんたちの手仕事があってこそ。
今回は、COVERARYのスマホケースに使われている革がどんなきっかけで生まれ、どのような工程で作られているのか、その背景を知りたいというお声にお応えし、実際の工房に伺って革づくりの舞台裏をお届けします。
TOPIC 1 プリント専用の「COVERARYオリジナルレザー」が生まれたきっかけ
COVERARYオリジナルレザーは、その課題を一つひとつ解決するため、タンナー(革メーカー)さんと何度も改良を重ね、アーティストのデザインが最も映えるベース革を追求し完成した特別なレザーです。

一般的な革は、生成(ベージュ)や茶、黒などの色がベース。その上にプリントすると、インクが沈んだり、元の色と混ざってしまったりして、デザイン本来の色味が再現できないことも。

- プリントカラーが忠実に再現できる
- 細かい線やグラデーションもにじまず表現できる
- 色の重なりによる繊細な表現が可能
”白いキャンバスのようなオリジナルレザー”
を一から開発することを決めました。
TOPIC 2 効率より品質を。“生もの”の革と向き合う職人の手仕事
全ての工程が完了するまでに要する期間は、なんと1ヶ月半~2ヶ月。
AIや自動化が進む現代。そんな中でも、COVERARYオリジナルレザーの製造現場では、多くの工程で職人さんの手作業が残されています。
機械のほうが効率よく作れるのでは?という疑問を職人さんにぶつけてみました。
「もちろん、自動で計量する機械などを使っている部分もあります。でも、皮は“生もの”なんです。毎回、状態が微妙に違う。そこに対応するには、職人の目と経験が必要不可欠なんです。」



この作業は特に難しく、30年のベテラン職人でも油断できない難しさがあるのだとか。
特に“白い革”は色ムラやシワが目立ちやすく、ごまかしが効かない分、職人の腕が仕上がりを大きく左右します。
これらの工程を経て、ようやく「皮」から「革」へと変化します。
TOPIC 3 通常より手間を掛けた特別な加工

この加工を、COVERARYオリジナルレザーでは通常よりも回数を増やして加工をしています。これにより耐久性が高まり、マットな質感に仕上がります。
このマットな表面が、プリントの色落ちを防ぎ、細部のデザインをくっきり保つのに最適。また、ラッカーを重ねることでキズが目立ちにくくなるという効果も。
COVERARYの「自分らしいものを永く愛用してほしい」という思いが、こうした製造方法にも込められています。
TOPIC 4 “作品”として持ち歩くスマホケース
- 線画の繊細なタッチ
- 鮮やかな色彩のイラスト
- グラデーションのニュアンス
これらを忠実に再現し、なおかつ色持ちも長く続くのは、まさに下地である革の品質のおかげ。
使用に伴い少し黒ずみは見られるものの、プリント部分の色味は、画像右の新たにプリントしたレザーと比べてもほとんど違いがなく、美しさをしっかりと保っています。

実際に、サビーネさんは、自身のイラストがレザー上で驚くほど忠実に再現されていることに感動し、
「信じられない!こんなに繊細な質感の革は見たことがありません。本当に美しい!」
とコメントしてくださいました。
実際に触れて、確かめてください!





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